ほむ月記

傲慢すぎて狐からバターになる

僕がモンハンを楽しむには

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モンハンが楽しいと思ったとき、楽しくないなと思ったとき、皆さんはあるでしょうか。僕はどちらもあります。

どうやったら僕はモンハンを一番楽しく遊べるのかに、最近ようやく気が付きました。

結論としては、「誰かと遊びつつ手応えを維持する」でした。

 

 

3/18に「モンスターハンターダブルクロス」が発売されてから一ヶ月余りが経過しました。

僕はクロスからデータを引き継ぎG級クエストの頭から再開し、プレイ時間は120時間ほど、ハンターランクはちょうど100を越えたところです。わりとハマってます。

 

僕が初めて購入しがっつりとプレイしたモンスターハンターは「4」です、その時とは周囲の環境も変わり遊び方も違っていますので、僕の中のモンハンの変遷を綴った上で今作「ダブルクロス」をプレイして感じた事を記録しておこうと思います。

 

 

「4」が発売されたとき、僕は作中の主人公と同じ新米ハンターでした。

右も左も分からない状態でTwitterのフレンドと集会所に出かけ、初期防具で緊急クエストである化け蜘蛛ネルスキュラの狩猟へと向かい、毒バチーンに震え上がった事を覚えています。

初めて手を出すシビアなアクションゲームに苦戦しつつも、僕はいつしかエンドコンテンツであるギルドクエストに通う程になりました。

扱う武器の幅を広げたのは兄、ゲーム中のセオリーを指南してくれたのはフレンド、といった具合に、自分一人だけでのプレイでは出来なかったであろう成長をしてきたわけです。

 

思えば4シリーズをプレイする時はほぼフレンドとのマルチプレイでしたし、そのフレンドを通して新しくTwitter上でフォローし合う方も少なくありませんでした。

僕のモンスターハンター4、4Gは、一緒にプレイする人間と共にあったのです。

 

 

そしておよそ1年の期間が空き、「モンスターハンタークロス」が発売しました。

僕は事情があって発売直後の数週間オンラインプレイが出来ず、いわゆる波に乗り遅れた状態となりました。

それならば仕方ないと、僕は一人でマイペースに遊ぶことに。

とはいえゲームを進めるにはマルチプレイ推奨の集会所クエストをクリアしていかなくてならないので、野良部屋でちまちまとクエストを進めていたのですが……

ラスボスを倒しハンターランクを解放した僕の前に立ちはだかったのは、目標が無いことでした。

 

スキルシミュレーターのような外部ツールを使わない事にしていたので、二つ名装備としてザザミ一式(かわいかった)を完成させると作りたい防具はなくなりました。

そして具体的に戦いたいモンスターも思いつかず、おなじみの古龍や裏ボス連中とも戦わず、クロスを起動しなくなります。

 

共にプレイする仲間が居ないと楽しめないのか、僕はモンスターハンターというゲーム自体を楽しんではいなかったのかと、少し考え込んだこともありました。

そんなこんなで1年半近くが経ち、「ダブルクロス」の発売です。

 

 

今作では、今までプレイした3作どれとも違う遊び方に自然となりました。

かつてのフレンドたちとも時間の合うときはわいわいと集会所攻略を共にしたのですが、基本的には「ペア」での攻略です。

 

上位装備の状態で格が上がってゆくG級モンスターたちを相手にするという、無茶を通さなければならないような狩猟ですが、4人でやればほんの5分間の戦いです。

なんだか勢いで討伐して装備を強化するというサイクルに慣れていた僕ですが、初めて挑むペアでの狩猟は非常に手応えがありました。

ここで僕は、モンスターに対しての「勝利」を改めて強く意識します。

思えばギルドクエストに通っていたころの僕は、最終強化装備によって強さを手に入れてはいましたが、上手くはなかったのでしょう。

 

新たな敵には強い装備を手に入れないと勝てない、だから今は上手く戦う必要がある。

モンスターハンターというゲームの真髄をようやく理解したのは、4作目を攻略している途中でした。

 

勝利の快感さえ味わってしまえばこちらのもので、ラージャンに勝ちたい、古龍連中に勝ちたい、初めて見るコイツに勝ちたいと、目標はいくらでも現れました。

そのための装備を作るため狩猟に出かけるのもまたモンスターへの挑戦であり、上手い戦いをしてやろうというモチベーションは今でも維持できています。

 

 

というわけで始めに書いた結論なのですが、僕がモンハンを楽しむには、「誰かと遊びつつ手応えを感じる戦いをする」ということになります、マルチ対応の協力プレイゲームなのでそりゃそうですね。

ソロで挑んでも手応えがあるやんという話なのですが、僕の腕では討伐に何十分もかかってしまううえに根気が無くてすぐ飽きるたちなので、10~15分ほどで決着がつく2人プレイが合っていたのだろうと思います。

だって20分30分かかって目当ての素材が出なかったら楽しくないでしょう?

 

 

また言い訳がましいのですが、今作に至るまで僕が自分の腕に関して全く考えたことが無いというわけではありません、4シリーズではフレンドとギルクエガルルガ狩りに精を出したり、マルチでの恥ずかしいプレイを思い出してトイレで反省したりと、きちんと上達を試みています。

 

そのへんの腕についてとか他人への目とか悪いモンスターとかダブルクロスのシステム面についてとかは気が向いたらまた書きます。