ほむ月記

傲慢すぎて狐からバターになる

ブレスオブザワイルドをクリアした。

お久しぶりです、ネタバレは無しの感想です。

 

MHXXもひと段落かなという頃に再開したゼルダの伝説ブレスオブザワイルドですが、先日ようやく厄災ガノンを討伐しエンディングを迎えることができました、プレイ時間は90時間ほど。

 

すごいゲームでした。 

 

攻略ルートが定まっていない性質上ほぼ初期状態でハイラル城へ向かうことが可能なこと、またRTAが流行っていたこともあり、ガノンは一応即座にでも倒すことが可能なボスなんだろうというイメージが僕の中にはなんとなく存在していました。

そしていざ自分がガノンと対峙した時考えたのは、そんな初期状態と比べた今の自分の強さ、プレイした90時間の積み重ねでした。

 

きっと苦戦するだろうと心配していたガノンと意外にも調子よく戦えていた僕には、旅の中で解放した神獣たちの助けがあり、魔物と戦ってきた経験があり、森の中で手に入れた退魔の剣があり、謎を解いてきた分の体力があり、そして思い出した英傑たちの加護があったのです。

 

ゲームを始めて回生の祠から目覚めたとき、あまりに遠く広い光景とそこにそびえる城や山に呆気に取られたのを微かに覚えています。始まりの台地を取り囲む崖は奈落のようで、森での猪狩りは永遠のようでした。

そういった当初の感覚もすべてぼやけてしまうような、きっと無駄など何も無かった長い時間を、長い長い道のりを経て、僕は英傑として厄災ガノンを倒し、旅はひとまずの終わりを迎えました。

 

熟した試練の祠の数は未だ70半ばであり勿論遊ぶ余地はたくさん残っているのですが、タイトルにはあえて「クリア」という言葉を選びました、リンクに成り代わった僕の旅路は、厄災ガノンを倒したことで確かに終わったのです。

 

 

さて、備忘録はこのあたりにしておきます。

初めてエンディングを迎えたこの気持ちだけは記録しておかねばなりませんが、これからも続くぶらり旅の道中はいつでも味わうことができるので。

 

最後に余談になりますが、ガノンへの最後の一撃の演出は鳥肌まみれでガッツポーズすることになるので未クリアの皆さんがんばってクリアして下さい。